| ８月１２日午前５時３０分。 正真正銘，北海道最後の日である。 テントを撤収するのにも何故か力が入らない。 小樽港１０時発のフェリー「らいらっく」に乗船予定である。 名残惜しいと言えども，予定変更はできないので， 渋々と・・・撤収完了！ 小樽港へ向けて出発。 余市町まで友人Nさんファミリーとランデブーし，そこでお別れした。 友人Nさんファミリーは，そこから函館に向かい， 本州を自走して因島に帰る予定だ。 いやはや，ホントに元気いっぱいの家族だ。 さて，友人Nさんファミリーとお別れし，小樽港へ。 途中，小樽運河周辺を車で散策し，港に着いた。 乗船手続きを終え，フェリーに乗り込む。 
あーあ....北海道ともお別れかぁ(-_-;) 別れを惜しみながら・・・ふと海に目をやるとクラゲがいっぱいいた。 「おっ，北海道のクラゲだ。」なぜか気になった。 それがどうしたというわけではない。なんのこっちゃ(^^;) さてと，１３日１７時に舞鶴港に到着するまで，丸２日ある。 しっかり楽しんで，しっかり休養しよう。  ↑乗船間もなく元気に記念撮影↑ フェリーが出航して数時間。 携帯にメールが！ −−−−−−−−−−−−−−−−− 神威岬います。 ここからフェリーが見えるよ。 今，手を振ってます。 −−−−−−−−−−−−−−−−− 友人Nさんである。 船の窓越しに神威岬が見える。しかし，人影は肉眼では・・・(^^;) そうだ！ ビデオカメラでズーーーーーーーーーム！ ハハハ，無駄だった。 返信メールを送った。 −−−−−−−−−−−−−−−−− こちらも船の中から手を振ってます(^^;) 残りの旅路，安全に快適に 楽しい旅になるように！ −−−−−−−−−−−−−−−−− 友人Nさんは，どうやら積丹半島をぐるっと回って南下するみたいだ。 楽しい旅が続けられることを祈りつつメールでさようならを。 と，よその家族の心配をしているどころではなくなった 数時間後，外洋に出てから海が荒れ出したのだ。 デッキへは外出禁止！すごい風......(@_@)// 怖くはないが，妻や子どもが船酔いにならなければよいが・・・。 念のため酔い止めの薬を飲ませておくことにした。 私はすでにアルコールで酔ってた(^^;) 妻はベッドで横になっている。 子どもたちは，船の中をあちらこちらを探検するのが忙しいみたいだ。元気でよろし！ 夜になり，大きな揺れの中なかなか寝付けないので， 一人ロビーに行き真っ黒な暗い海を眺めながらビールを飲んだ。 ほどよく？酔ったのでベッドに戻り寝ることにした。 船が揺れてるせいか，ビールが効いているのか 部屋に帰るまでの廊下をまっすぐに歩けなかった・・・(^^;) ベッドに入ると同時に・・・zzz..... ８月１３日午前６時。  日本海の機嫌がなおったらしい。 波も低く穏やかに，しだいに太陽も顔を出してきた。 日本海を眺めながら，５人揃っての朝食。 すがすがしい朝を迎え，菓子パンも普段よりも美味く感じる。ハハハ.... あまりにも気持ちのよい朝なのでビールを１本(^_^)v o(`ε´)=====〇バキッ ☆))XoX) 妻と子どもたちは呆れ果て，部屋へ帰ってしまった。
待ってましたとばかりに，水着に着替える子どもたち。 子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿を肴にビールをもう１本。 ロケットパーンチ！ ( ・・)-○))〜〜〜〜〜〜Ю)°o°)/ボコ ひとしきりプールで遊んだあと，船内のラウンジにて「じゃんけん大会」に参加！ 今回のクルーズは客が少なかった。 おかげで？じゃんけん大会でもたくさん賞品をゲット！！！ ラッキーっ！
着ぐるみちゃん（名前は忘れた）と一緒にハイ！ポ〜ズ！(^_^)v  ２日間の船旅，いや今回の北海道の旅もいよいよ終わりに近づいた。 舞鶴港が見えてきた時には，名残惜しさと変な安堵感が。 さてと，帰り支度をするか。  １３日１７時予定通り，舞鶴港に無事帰港した。 これから因島まで走るだけ・・・。 朝のビールもしっかりぬけたことだし，さてさてもう一がんばり。 さあ，我が愛車よ，もう一がんばりしてちょうだいね。  車の中で，北海道の話を楽しんだ。 「一粒で二度美味しい，北海道旅行」 舞鶴道から山陽道を順調に。 さあ，もうすぐ福山だという時，不意に車内が蒸し暑くなる。 あれ？ エアコンが効いてない・・・(>_<) 北海道の寒さにもマイッタが，この暑さも何ともいただけない。 結局，エアコンなしで汗をかきながら無事帰宅。 一気に現実へと引き戻された感じ。 北海道の旅がまるで夢のよう。 かくしてMEBARU-Y家の楽しい北海道旅行の終わりを告げた。 エピローグ 長かったようでとっても短かった今回の旅。 北海道の素晴らしさを，楽しむことができた。ほんのひとかけらなのだろうが。 旅の後半は，雨・雨・雨......しかし，目的地に着いた時は，雨はやむ。 思ったよりも，雨に悩まされることは少なかった。 私が晴れ男だと証明された旅でもあった？？？ とはいえ，快晴の北海道の風景を見たかった。 今回のような天候でも十分感動できたのだから，快晴の北海道は・・・。 感激・感動しすぎて永住したくなるかもしれない。  もう一度北海道に行くことを夢見て５００円玉貯金を再び始めた。 実現できた時には １．計画 行き当たりばったりの旅もおもしろい。私の性に合っている。 しかし，どんなところが，どんなものがあるのか，もう少し下調べをすべき。 また車で自由に走り回りたい。 ２．食事 北海道の旬をもう少し食したかった。 今度はコンビニおにぎりよりも贅沢をしたいが，予算が・・・(^^;) ３．防寒対策 北海道の気候をしっかり把握すべし。 特に今年は異常気象で，北海道東部は低温注意報が出ていたらしい。 因島よりも確実に涼しい，いや寒い。 ４．子ども抜きで 「今度は夫婦でゆっくりと北海道を回りたいね。」と２人の意見は一致。 子どもたちはおとなになって自力で行ける機会もあるだろうし・・・。 ５．竿を持って行くべし やっぱり竿でしょ。 海を見るたびに，頭の中で竿を振るシュミレーションを繰り返していた私。 これは，絶対実現させたいものだ。 ６．休暇 この先，まとまった休暇が取れる可能性は・・・(>_<) 定年退職した後になるのかなぁ。 ７．蛇足 実は，ちょっと小さめの貯金箱も用意した。これは，私専用。 そう，新しい竿を・・・(^_^)v 北海道への再上陸を夢描きながら これでMEBARU-Y家の北海道家族旅行の回想記を終えることにしよう。 そうそう，エアコンの効かなくなった我が愛車。 電気系統のショートが原因ということで，軽傷で済んだ。 今回の旅で，がんばって走ってくれた我が愛車にも感謝！ この先あと５年は乗り続けたい・・・。 お・し・ま・い。 ここまでご覧になった方，ご苦労様でした。 おつきあいありがとうございました。<(_ _)> |
