6.層雲峡〜網走へ

う〜ん,ちょいと昨夜飲み過ぎたか・・・(^^;)
8月5日午前5時。
顔でも洗おうと,テントからはい出ると,あれ?
隣のテント(友人Nさんの)がない。うわっ!もう出発してる・・・。
どうやら,友人Nさんは黒岳に登るらしい。この日一日山の上にいたとのこと・・・。
MEBARU-Y家は山登りの習慣はないのだが,
とりあえず「層雲峡ロープウェイ」にて黒岳登山口までは行こうと,
菓子パンとコーヒーという豪華な朝食を済ませ,いざ出発!

車窓に北海道の風景が爽やかに流れる。
快調・快適に車を走らせてると
「あっ!ここ!」と,叫ぶ妻。
な,なんだ?
「北海道アイスパビリオン」
何やら厳寒体験ができるらしい・・・。
わざわざ寒いところに来てもっと寒いことしなくてもいいと思うのだが。
とにかく車を止め休憩がてら?厳寒体験。
何と!!!マイナス41度。
寒すぎる・・・(>_<)
と言いながら,私も一緒に楽しんでだ(^^;)
ここで,北海道の甘いトウモロコシを腹に詰め込んで,再び出発!

 北海道に上陸してから車を走らせながらずっと思ってたことは「道がまっすぐすぎる・・・。」
 ガソリンスタンドのおっちゃんが「層雲峡の方はカーブがたくさんあるから気を付けて。」と言ってたが,なるほど,まっすぐな道は少なくなったものの・・・,「急カーブ」というものに出会わない。これが北海道か。
 層雲峡に近づき,断崖の美しさを感じる風景が見え始めた。「これが噂の層雲峡かぁ。」とにかく見るもの全て感動もの。
 層雲峡ロープウェイ&リフトを乗り継ぎ黒岳に。ロープウェイの窓から見る壮大な眺めは素晴らしい!
子どもたちは,「ここでロープウェイが落ちたらケガする?」と別の方に興味があるらしい・・・(^^;) ケガするどころか一巻の終わりだぜ!

とか何とか言ってるうちに黒岳の登山口に到着。
友人Nさん家族は,ここから頂上まで行って一日山の上で過ごしたんだな。
元気がある家族だ。

さて,我が家の3姉弟というと

って,この通り夢中でリスと戯れ遊んでいる。(^^;)
そう,風景よりも何よりも虫と動物が好きなのである。
わざわざ北海道まで連れて来る必要はなく,
我が家の近くの草むらで虫取りでも十分だということを再認識。

子どもたちはほっといて,記念(何の記念だ?)に夫婦でloveloveの一枚を!

う〜ん,何となく妻の表情が硬い(^^;)
妻の心情は,バックの風景と同じく,霧の中?・・・(@_@)//



いつも元気な3号にもううんざりという表情の妻。
娘はマイペース,2号は腹が減って不機嫌(>_<)
と言うことで,展望台下の食堂にて昼食をとり下山。
さてさて,下界に降りてきたMEBARU-Y家族。

「これからどこに行く?」
おいおい,計画はどうなってんだ?
そっかぁ,はじめから計画なんてあってないようなものだった・・・。
とりあえず,網走に向けて走っちゃえ!(^_^)v

駐車場を出てすぐに「滝」の看板が見えた。
とりあえず行ってみよう。
何とも行き当たりばったりの旅だということが露呈してるなあ。

「銀河の滝」というらしい。有名らしい。
北海道に来るのならもっと下調べがいるなぁ。(^^;)
とりあえず,よかったよかった。

よしっ!これから網走まで走るぞ!
どこまでもまっすぐな道。快適快適!

「あっ!キタキツネ!!!」
わ,いきなりなんだ?
ホントだ,キツネだ。といっても野生のキツネではない。
とりあえず行ってみる(また途中下車かよ)
『キタキツネ村』
確かにキタキツネはいるが・・・・。行くべきではなかった。
鎖に繋がれているキツネ,檻の中のキツネ・・・何にも面白くなかった。
「野生のキタキツネに会えるよ,絶対!いや,たぶん。」
と,その時思っていたが,以後キタキツネに出会えることなく旅は進んでいった・・・(^^;)

寄り道が多いMEBARU-Y家の旅路。
どこへ向かってるんだっけ?
そうそう,網走だ。
しかし,もう夕方近くに・・・,行けるところまで行っちゃえ!
と,途中にスーパーに立ち寄りカップメンと菓子パン,おにぎりを買い込み,ひた走る!
暗くなる前にテントを張らないと・・・。
「おっ!この近くにキャンプ場があるぞ!」
2日目の宿泊は『美幌町緑の村 森林公園キャンプ場』に決定!
しかも贅沢にもコテージを選択。
テントを張る仕事もなくなったので,とりあえずビールを(*^_^*)
管理人のオジサンも親切な方で,いろいろとアドバイスを頂いた。
北海道って親切な方が多いと実感。
旅慣れてるんじゃなくて,旅人に慣れてるんだろうな。

シャワーを浴び,ビールをもう1本。
豪華な食事を終えこの日も早めの就寝。
「明日は網走だ!サロマ湖だ!知床半島だ!」
と思いめぐらしながら爆睡。zzz...

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