2002年09月16日　　　こばしんさんより　　〜大島にて〜

二度と経験できないような事に遭遇しました。こんな事ってあっていいの？？？でした。が、顔がほころびます。 　ちょっと長いですが、読んでくださいね〜。 　昨日・今日と連休で、潮も天気も悪くど〜しよ〜？と迷っていましたが、しまなみ大島へ行って来ました。夜にルアーでタチ、エギでイカ、朝はフカセでチヌ、グレの欲張った計画なのです。 　日曜日の１９時３０に飲み会の嫁さんを迎えに行き、そのままＧｏ！２１時には大島で竿を振ってます。３時間ほどやってなんとかスルメ？１杯、タチ４匹。結構風があり、寒い。しばし仮眠・・・ｚｚｚｚｚｚ 　満ち潮狙いで３時前からカッパを着込んで開始。ぼつぼつとアタリがあり、タチ１０匹追加です。結構満足してましたが、折角、大島まで来たんだからと６時頃フカセポイントへ走ります。がっ、既に人影が・・・ 　狙いのポイントとは少し離れた所に２人。どうも、イカ狙いのようで、釣果など聞くと小さいけど小１時間で数匹も釣ったとの事。取りあえずフカセは後回しにしてエギを取りだし、話しを聞きながら竿を振ります。 　地元の常連さんのようです。 　「去年、一昨年ならイイ時は８０杯の事もあったなあ」「８０杯も！！！」 　「今年はまだ早いな〜、小さいよ、暗い時に釣れたよ」「そうですか、残念！」 　「暑いからな〜、今日もアコウが浮いてたで〜」「えっ、アコウが？？？」 　「聞いたコトないか？アコウが浮いて流れてくるんよ。今日も１匹流れてたけどタモが届かなかったな〜。ず〜っと下の人が１匹掬ってたよ」 　はあ〜、話しには聞いたコトはあるけど、やっぱり本当にあるのか〜と（まあ、でも他人事じゃなと思いながら）未練がましくエギを投げます。 　ちょっと移動して投げる、移動投げる、１０分後足元になにやら大きな腹を上に浮かんでいる魚が視界に入ります。さっきの話しがあるので「まさかな〜」と思いながら「タモ、タモ！」と叫びながらタモを準備。ザバッ〜と掬うと「うわっ〜、ほんまもんじゃあ〜（本物のアコウだ〜）」と叫んでました。後の件寸で４５ｃｍ１．４ｋｇ！の大物でした。こんな事ってあるんですね〜。（よっしゃ！橋代の元は取ったゾ〜） 　結局フカセはマキエを半分ほど準備し、２時間でコッパグレをなんとか３枚釣って早々に退散しました。 　もちろん、今日晩はアコウの刺身、アラ煮、吸い物、タチの塩焼き。いいでしょ？（グレは干物になる予定） 　みなさん、タモは必需品ですよ〜。いまなら、タモ持って行く価値あるかも。

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